質屋 商品

質屋とは金融業・古物商の一種で、依頼者が抵当に入れた品物に対して値段をつけ、そのお金を依頼者に貸すことを生業としています。
このお金は利子をつけて期限までに返さなければなりませんが、期限を越えても返却されない場合、お金は返却しなくても良い代わりに、抵当に入れた品物が質屋の所有物となり、店頭で売られるほか、中古業者に買い取られていきます。
シンプルなシステムであるがゆえに、質屋は何百年も昔から日本に存在し、身近な金融機関として知られていましたが、現在ではお金を借りる場所というよりも、不要な高級品を売るための買取所とする見方が一般的です。
また、質流れ品はブランド品や宝飾品が多く、通常の十数分の一の値段で販売されることから、高級品のリサイクルショップとして機能しています。
おとしばなし「吉朝庵」 その5 質屋蔵/子ほめ
商品詳細
オススメ度
ぜひ「その6」に続けてほしい
 2000年収録の2席。
 『質屋蔵』は、米朝譲りの演目。そんなに笑いの多い噺ではないが、昔の大阪の商家の雰囲気が漂ってきて、幸せな気分で聴ける名作だと思う。
 吉朝はマクラなしでズバリと本題に入る。質屋の旦那と番頭の会話の中の「劇中劇」とも言える、繻子(しゅす)の帯をめぐる話が面白い。ほとんど笑いはないのだが、客席が引き込まれているのがよくわかる。吉朝の芸が実感できる所。
 後半、熊五郎が出てきてからは、笑いも増えて一気に盛り上がる。落ちも秀逸。

 一方『子ほめ』は、吉朝の最初の入院をネタにたっぷりマクラを語っている。今となっては、入院ネタは100%無邪気に笑えないのが辛いが、ここは、頭を収録時に戻して(あの時の吉朝は元気だったのだから)、吉朝の「漫談」を存分に楽しもう。
 本題の『子ほめ』は、基本は春團治の型かなと思うが、吉朝独自のギャグも満載で、爆笑の一席。

 今出ているCD5枚が、前座噺とも言うべき『子ほめ』で終わっているのは、本来もっと続くはずなのに中断した、という感じがして悲しい。
 (実はこの次にもう1枚、限定販売のCD「吉朝庵・形見噺」があるが、これは文字どおり最後の高座が収録されているので、そこで終わるのは、もっと悲しい)
 映像は少なくても、録音はかなり残っているはずなので、出来の良い高座を選んで、ぜひ「吉朝庵・その6」以降を発売してもらえないものだろうか。
吉朝さん
平成紅梅亭を買って、これも買った。
やっぱ面白い。

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